コーチングの資格 [ICF ACC]

コーチングの資格のなかで国際的に有名な資格は、ICF(international coaching federation)が発行している資格です。
今回は、ICFの資格(特にACC)についてお話ししていこうと思います。

コーチングの資格について

現在コーチングの資格は様々なものがあります。
中でも多いのが各コーチングスクールが発行している資格です。
この資格の取得基準は、当然各スクールで各々異なります。これでは、クライアントがコーチを選ぶときの基準には弱いですよね。

そこで、 ICFの資格の登場です。

ICFの資格があることで、クライアントがコーチを選ぶときの目安になります。

ICFの資格について

このICFの資格には、ACC,PCC,MCCの三種類があります。
※各資格の条件は、公式サイトを参照してください

ACC → PCC → MCC の順で取得が難しくなっていきます。

ACCについて

ここでは、ICFの資格のなかで一番取得しやすいACCについてお話ししていきます。

ACCの資格取得要件

  • 60時間以上のコーチ専門プログラムの受講及び証明書類の提出
  • 10時間のメンター・コーチングを受けた経験
  • コーチング実績(8人以上のクライアントとの最低100時間(有料コーチング75時間を含む))
  • 実技審査
  • コーチングの基礎的な知識があることを確認するためのテスト

これらの要件をクリアすることで、初めてACCの資格が取得できます。

ICFの資格のなかで一番取得しやすいACCでこの基準です。
この取得までのハードルが高いこともあって、プロのコーチとして活動している人の中でも保有している人は少ない資格です。

ACCの資格を持っている意味

ここから言えることは、ICFのACCの資格を保有しているということは、今日思い立ってコーチになったわけではなく、ある一定の経験と知識が既にあるということになります。

これは、クライアントがコーチを選ぶときの目安になります。

※もちろんこの資格がないコーチはダメというわけではありません。資格がなくても素晴らしいコーチはたくさんいます。あくまでもコーチを選ぶ際の一つの指標としてもらえればと思います

コーチング業界の現状

現状、コーチングは資格がなくてもコーチと名乗ることができます。
つまり、ふっと思い立ったその日からコーチと名乗ることが出来てしまいます。
なので、コーチの中にはコーチングと言いつつ自分の意見を押し付けたり、ただ話を聞くだけのコーチもいます。(本来コーチングとは、クライアントはコーチとの対話を通じて自分自身で目標を明確にし、決断し、行動する。つまり、コーチは対話を通じてクライアントが自分で気づき決断し行動を起こし結果を得ることが出来るようにサポートすること。)

クライアントとして

初めてクライアントとしてーチを選ぶとき、何を基準に選べばいいのかわからないですよね。
その時の選ぶ基準としてICFの資格を持っているコーチかどうかで選ぶことをお勧めします。
勿論、ICFの資格を持っているから必ず素晴らしいコーチというわけではありませんが、素晴らしいコーチである確率は高いと思うからです。

コーチとして

プロコーチとして活動をするのであれば、検討する価値は十分にあると思います。
今後、様々なコーチングの資格が乱立していくことが予想されますが、その時にICFの資格はプロコーチとして活動していく上で大きな武器になるでしょう。


ICFの資格の取得方法に関しては、後日記事にしますので興味のあるかたはしばらくお待ち頂ければと思います。

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