初心者におすすめ!ポジティブ心理学の基本の本
“ポジティブ心理学について気になるけど、一体何者なのかわからない”
“ポジティブ心理学の本を読んでみたいけどどの本を読めばいいのかわからない”
という人向けの本を紹介します。
ポジティブ心理学の挑戦
ポジティブ心理学の生みの親のマーティン・セリグマンが書いた有名な本です。
この本は、ポジティブ心理学を知っている人なら誰でも知っている有名な本なので、絶対に読んでおくべき一冊です。
日本語訳は、マーティン・セリグマンさんが教授として所属しているペンシルベニア大学で学び、マーティン・セリグマンさんを始めポジティブ心理学界隈の方と親交のある宇野カオリさんが監訳を担当されています。
世間では、この本の日本語訳が読みにくいと一部では言われていますが、英語から日本語に訳される過程で意味が歪むことがないように訳されているので、じっくりと時間をかけて単語一つ一つの意味を味わいながら読んで欲しい一冊です。
とは言いつつ、私がポジティブ心理学の本の一冊目として購入し、読んだときは….
よく意味がわかりませんでした(笑)
“マーティン・セリグマンがすごいことは分かった!….で結局ポジティブ心理学って何?”
という感想でした。。。
これは、私の理解力不足ということにしておきましょう(笑)
でも、ポジティブ心理学を本格的に学び出してから読むと良書という印象に変わりました。
なので、ポジティブ心理学の初心者にはもしかしたら難しいかもしれませんが、内容は素晴らしので読む価値はあると思います。
個人的には、他の本を読んでから二冊目以降にこの本を手に取るのをおすすめします。
原書
ポジティブ心理学入門
マーティン・セリグマンと共にポジティブ心理学を立ち上げたクリストファー・ピーターソンが書いた本になります。
こちらの訳も、宇野カオリさんが担当しており、英語から日本語に訳す過程で内容が歪むといたことはないので日本語版でも安心して読める一冊になっています。
因みに、こちらの訳も読みにくいと一部では言われていますが、私はあまり気になりませんでした。
ただ、一通りポジティブ心理学を学んだ後に読んだ本なので知識があったからなのかもしれませんが、日本語の言葉のチョイスが納得感があっていい印象です。
入門とタイトルに書いてあるのと表紙がポップなので誤解されやすいですが、専門書の部類に入る本になりますが、専門書の中では読みやすく初心者におすすめの一冊です。
内容は、ポジティブ心理学の基本となる教科書のような本なので、ポジティブ心理学に関して一通り書かれています。
- これからポジティブ心理学を本格的に学ぶ人
- 本格的に学ぶか迷っている人
- 実用書を読んでもう少し深く知りたい人
におすすめの一冊となっています。
原書
ポジティブ心理学が一冊でわかる本
ヨーロッパのポジティブ心理学第一人者として有名なイローナ・ボニウェルさんが書かれた本になります。
この本は、読みやすいです。
ポジティブ心理学という範囲が広い学問の各エッセンスが各章にまとめられていて整理されています。
また、ポジティブ心理学の問題点なども記載されていて、いろいろ考えさせられる部分もあり良いと思います。
ポジティブ心理学の概要を知りたいと相談されたら、私はこの本を進めます。
ポジティブ心理学に初めて触れる人にはおすすめの一冊ですが、すでに知っている人には物足りない印象があると思います。
なので、初めてポジティブ心理学に触れる人は、この本を読んで概要を理解してから、”ポジティブ心理学の挑戦”,”ポジティブ心理学入門”を読むとポジティブ心理学の理解が深まると思います。
因みに、この本ではマーティンセリグマンの登場が少ない気がします。
派閥とかがあるのかな。..と勝手に色々と想像してます(笑)
まとめ
今回は入門書としておすすめの三冊を紹介しました。
概要を”ポジティブ心理学が一冊でわかる本“で理解してから、”ポジティブ心理学の挑戦”,”ポジティブ心理学入門”を読む順番が個人的にはおすすめですが、”ポジティブ心理学の挑戦”,”ポジティブ心理学入門”は心が揺さぶられる感覚になるくらい素晴らしい本なので、“ポジティブ心理学が一冊でわかる本”でポジティブ心理学ってイマイチかもと思った人も、そこで心が折れることなく、”ポジティブ心理学の挑戦”,”ポジティブ心理学入門”を読んで欲しいというのが私の思いです。